良質な睡眠の必要性

日本人は世界的にみても睡眠時間が少ない国である。

 

フランス 平均睡眠時間 8.7時間

アメリカ 平均睡眠時間 7.5時間

日本   平均睡眠時間 6.5時間

 

されに日本ではその内の約40パーセント以上が6時間未満の睡眠時間となっている。

 

眠り過ぎも良くないが、寝不足はさらに危険で「マイクロスリープ(瞬間的居眠り)」という状態を引き起こすことがある。

マイクロスリープとは1秒~10秒程度の一時的な居眠りのことを指し、これはほんの数秒であるがゆえに、本人も気づかない居眠りである。

 

これが車の運転中などで起これば、事故にも繋がりかねない。

仮に60kmで車を運転中に4秒マイクロスリープが起これば、約70m車が暴走することになる。

時に飲酒運転よりも危険な状態かもしれない。

 

ともすれば、十分な睡眠が必要になってくるが、誰しもが自分の寝たい時間に寝られるわけではない。

 

そんな中で重要なことは、睡眠の量ではなく質を高めることである。

そしてその質とは睡眠を開始してすぐの「90分間」にある。

 

人は通常寝始めてからの90分間は深い眠り(ノンレム睡眠)に突入していくが、この90分間をいかに充実したものにできるかで、覚醒後の体の調子が変わってくる。

 

睡眠という分野はまだまだ未開拓の領域ではあるものの、人は人生の3分の2は睡眠に費やしているのだから、必要不可欠な領域であることに間違いはない。

 

スタンフォード式 最高の睡眠

西野精治

株式会社サンマーク出版

2017年3月5日